皆さんこんにちは「酒のいしかわ」のサムです!
今回は動画でもシリーズでお伝えしている「知っておきたいワインの知識」ですが、『開けたワインが残った場合の保存方法』について書かせて頂きます。
私は基本的に全部飲んでしまうので、保存するという概念が無いのですが(笑) それでも仕事で沢山のワインを開けた際などは保存して自宅で楽しんだりしています。
まず簡単なのは、抜いたコルクを逆さまにして栓をする。これは道具などを使用しないので手軽にできますが、デメリットとして、酸化や熟成が進みます。ワインは空気と触れる事によって変化してしまうので、開けた状態を出来るだけ保ちたい場合にこの方法は適しません。
では変化をさせない為にはどうすればいいか?よく使われているのが動画でもご紹介させて頂いている「バキュバン」という道具です。専用の栓と空気を抜く道具がセットになっています。これを使用するとボトルの中が真空状態になるので、1週間位はほとんど変化しません。
ワインは生き物なので変化を味わうのも1つの楽しみかもしれません。比較的に若いビンテージのワインとかカベルネソーヴィニヨンや、シラーのようなボディのしっかりしたワインはバキュバンを使わずに変化を楽しみやすいと思いますが、逆に古いヴィンテージとか白ワイン全般、赤でもピノノワールのような繊細なワインはバキュバンを使う事をお勧めします。